2012年7月12日木曜日

7月6日(金)検定 フィールドワーク

第6回里山自然環境整備士中級検定



始まりました。



ご報告が遅れて申し訳ございません





さて

��0:00~矢田山自然塾周辺のフィールドワークです。

養父先生による里山文化論や生きもの調査。







山チーム、土手チーム、田んぼチームに分かれて「食べるもの」を探す!!





「マムシに気ぃつけてなぁ~~」と、養父先生。



普段、この場所にいる私は割とさかさか見つけられる。







ヨモギの新芽、夏ワラビ、セリ、オオバコ、つゆ草、タラの芽、ネムの木の新芽

フキ、ドクダミ、アザミなどなど・・・

一般的に「雑草」といわれているものが「食べもの」になるのです。



山チーム、田んぼチームもたくさんの「たべもの」を相談しながら見つけてくる。











田んぼに生える「コナギ」や「アゼナ」は昔からの食べものです。

「糧飯」といってお米が不作の時にもお腹を満たせるように

半栽培して生きるために食糧として育てていた。

先代の知恵がこの地にも息づく。



里山の植物は野生ではなく人が「使う」ために半栽培していた。

山の植物は薬にも食糧にもなるという知識をたくわえて

私たち、里山自然環境整備士は立派な「里人」として成長する。





今回のフィールドワークは本当に楽しく学べた。





午後からは

里山自然農法協会、代表理事による

「ボランティア講座」です。






ボランティア講座

ボランティアとは何ぞや!?



楽しんでこそボランティアだ。

強制はされないが「秩序」は守る精神を持つ!





さてさて

��チームに分かれて

ボランティアとは何ぞや?と

ワークショップをするんや!!と

代表理事の奥田氏



その後

グループ発表です。















��チームそれぞれ個性豊かな「答え」の発表があり

どの答えも否定はしないという精神の元、意見交換が進む。





約2時間の討議の後

ボランティアの達人 奥田氏は



ボランティアの地にたどりついたら

自分で自分の食事は用意し、人の世話にならず、状況を把握判断し社会貢献する!



そして

ボランティアとは 答えはない!

ただ、言えることは 関心と感謝があるかないか



��してあげるという精神でもない!





私たち中級認定者は本当に感謝すべきですね。

こんなに中味の濃い勉強をさせてもらえるのですから・・・







次の日は前回の検定で植えた田んぼの除草と

KU-WAマイスターさんの道具取扱い検定、

中級資格認定者の仲間による講義などです。










7月7日(土)検定

��日目です。



��0:00~棚田での除草作業スタート







手作業による除草

回転式中耕機で田に生えるコナギなどを除く。







手で草を除く人と機械で除く人に分かれて作業。



棚田に広がる里人たちのいる風景

��8名の里人が一緒に作業する。



共に田植えをした仲間で

共に除草作業し

��0月には共に稲刈りをする。



昔からの「結ーゆい」の精神がここでは生きている。





共に学ぶ

新しい共同体のメンバーとして生きていく力を養う



それが

里山自然環境整備士の学びです。