2012年4月30日月曜日

三河木綿



 和綿の種まきしました。







 まずはポット植えです。







 三河木綿から蒔き始め



 明日は畑にじか蒔きします。







 この満面の笑み・・・



 種を蒔く時はみんなできゃぃきゃぃ笑いながら蒔くと



 発芽率が高いんですよね。



 何でだろ・・・



 やっぱり植物も生きものだから



 楽しいほうがいいんだろうなぁ。



 多様性を感じる・・・







 

田んぼビオトープ里山



 矢田丘陵ふもとでの田んぼビオトーププロジェクトが4月から始まっています。







 無農薬無化学肥料で除草剤も一切使用せず



 生きものの生態リズムを考慮し、里山保全も目的としたプロジェクトです。



 生態系を最重要と考え人間の都合での農ではなく



 里山に生息する生きものとの共生が大切です。



 日本の里地里山の循環システムは世界から注目されています。



 このように無農薬無化学肥料で除草剤も一切使わない水稲は手間がかかります。



 棚田は大きな機械が入らないのでほとんどが人力です。



 高齢化が進み後継者不足の里山の棚田は一番上から耕作放棄地となります。







 里山に生息する生きものの棲みかが奪われてしまい



 絶滅へといざなわれてしまいます。



 このような現象を止めるために行動しようと決意したプロジェクトです。



 最初は小さなことしかできないかもしれません。



 でも行動しないと何も始まりませんし終わっていってしまうのを横目でみるのはどうなのか・・・





 里山ではたくさんの生きものと出会います。



 人間の営みによりつながる命の存在を愛おしく感じる。



 途絶えさせたくない命がたくさん存在する。



 人間の都合で途絶えようとしている命も存在している。



 どうか



 気づき考えて下さい。







 この一寸ほどの生きものも私たちと同じ命の重みを持って生きているのです。



 私たちはそのように感じています。



 私たちはそのように感じるだけでなく



 この手と足と身体全体を使い行動します。



 田んぼビオトーププロジェクト



 3年目の活動です。



 秋にはたくさんの生きものによって育まれ たわわに実った



 澄んだ甘いお米が収穫されます。











 特に目新しい取り組みだとは思っていません。



 3000年ほど前から繰り返し営んできたこと。



 そう



 感じて実行していますし



 実行していきます。



 たくさんの生きものたちに囲まれて



 わいわい がやがや



 楽しいです。







 

貴重な作業



 田植えをする時の苗は売っています。



 でも手作りでも出来ると去年に知り、今年初めて作業してみました。



 奈良県大和郡山、矢田地区は村ごとに苗代作りが伝統となっている。



 貴長な作業です・・・



 手順としてー







 ①トレ―に砂を置きます。







 ②平らにしていく。







 ③繰り返し平らに近づけ美しく仕上げる







 ④砂設置完了



 私もがんばってみた







 なかなか職人技で、巨匠気分・・・(笑)



 この砂に種モミを設置して



 水苗代場に設置する。









 5月3日、4日に設置です。



 けっこう大変な作業だそうで・・・



 がんばってみます!!




2012年4月29日日曜日

福棉プロジェクト始動



 今年も和棉復活プロジェクトが始まります。







 ふわふわで、もこもこの棉。



 花は可憐なイメージ







 明日から種蒔きが始まるよ~







 


2012年4月27日金曜日

蝉羽月の絵画あそびと茶粥お知らせ2

 

 せみのはつきと読みます。



 奈良県立民俗博物館古民家情報はこちら



 アクセスはこちら



 



 日常の慌ただしい世界からぬけて、ゆるやかな時間の流れを楽しんでください。



 



 茶がゆのおともに菊芋の味噌漬けがつきます。



 奈良名物、柿の葉寿司もつきます。







 雨天でも茶がゆはつくります。



 スケッチも屋根付きの場所で座って描いていただけます。





 お申込みはメールでも受けつけます。



 kyoukai@satoyama-jp.com



 



 参加者人数と全員のお名前と連絡先を明記お願いいたします。



 定員になり次第締め切りとします。



 江戸時代の古民家で日本の風景を満喫しましょう。







 



 

育ってますよ~~環境整備士たち!!



 里山自然環境整備士の中級メンバー



 着々と育ってます



 先日の日曜日も中級の女子数人で集まり



 将来の展望や希望などについて



 具体的にトークしました。



 

 自ら里人になり里文化を継承したいという想いが強いです。



 環境教育と実践をがっつり学び実行部隊となりたい!



 女子だけど本気で考えています。



 このような中級女子会を定期的にして



 たわいもない会話をしながら



 じっくりゆっくり話し育っていきます。




2012年4月26日木曜日

蝉羽月の絵画あそび~茶がゆでゆるりと過ごす~



 奈良県立民俗博物館の古民家のカマドで大和の伝統食「茶がゆ」を作ります。



 昔の暮らしの知恵や合理性について考えたり



 カマドでの火のおこしかたなども見学いただけます。







 茶がゆを皆でいただいた後、



 民俗公園内の自由な場所でスケッチを楽しみます。



 画用紙と絵コンテは用意しています。





 蝉羽月とは・・・



 6月の異称、うすい着物を着はじめる月という意味です。





       

                           



 スイッチひとつで済む便利な暮らしの背後にある不確かさを考える時間になります。



 

 







 平成24年6月26日(火) 午前10時~



 奈良県立民俗博物館内 古民家





 参加費  1200円   定員25名



 



 詳しくはまたブログにてお知らせいたします。




活発化!



 気温もぐんぐん上昇中



 日射しも春を越してきた感がありあり



 そして



 頭上にちょっぴり不気味な羽音が・・・



 主はハチです。







 2ヶ所で巣作り中



 危険なので撤去するしかないですね・・・



 

2012年4月22日日曜日

耕作放棄地解消事業



 2012年2月



 生きものたちとの共存を目指し



 矢田山地区旧北村の耕作放棄地の開拓が始まる。



 高齢化と後継者不足の影響が顕著だ・・・















 里山自然環境整備士中級の人たちと一緒に



 ここまで開拓した。



 そして4月



 見違えるほど整備された田んぼへと変貌。







 6月には田植えが始まる。



 生きもののために田んぼに水を張る。



 田んぼビオト―プ



 




2012年4月20日金曜日

comeback 畑へ



 棚田の作業が完了した。



 矢田山自然塾のみんな、お疲れ様でした。



 完了といっても田植えまで維持管理しますよ~。



 そして



 やっとこさ畑に戻ってきました。



 まぁ~



 草が茂ってること!!



 大和真菜もすっかり菜の花に変身。







 ミツバチやカエルや色んな虫がうようよ居ます。



 里山犬のQooちゃんも虫やカエルを追いかけるのに



 忙しいそうです(笑)







 桜の淡いピンクと菜の花の黄色につつまれて



 里山はゆっくりたくさんの命を育む。



 私たちも



 育まれてるんだよね・・・



 

 

2012年4月18日水曜日

棚田にぎわう



 生きものと共生する田んぼはにぎやかです。



 あらゆる命が里山をめぐる。



 もちろん里人である私たち人間も生きものの一部であり



 里山の風景の一部です。



 にぎやかなのはいいのですが



 少し・・・いや、かなり困ったのがモグラの活発な活動。



 土手やため池に穴をあけるから水が抜けたり



 土手崩壊の危機が!!







 こんな感じにあいてる穴を補修。







 穴に土をしっかり埋め込んで泥でふさぐ。



 土手も補修してたらけっこう大変な作業になりますが



 里山で生きるなら日常の仕事ですよね・・・



 でも予防はしっかり施さなきゃ!!



 彼岸花の麟片を埋めてモグラ避けにします。



 秋には赤い美しい花も咲きます。









 に、しても



 棚田は本当に美しい・・・







 人の営みがあるからこそ命をつなぐ生きものが存在する。



 里山文化は循環し、無駄なく人と生きものの生活を支える。



 里人よ



 天晴れ!!






里山自然環境整備士の女子



 農が出来る



 自分の食べるものを



 自分で作れる



 仲間でお米を作る技術を取得



 だから



 力仕事もこなす







 私たちの祖先の女性はこうやって命をつなぎ



 育て、生きてきた



 だから



 特別なことでもなんでもない



 そして



 生きものと共生できるこの仕事に誇りを持つ







 お米の歴史を学び



 日本人としてのblood lineを歓びと感じる







 楽しむことも知っている







 里山は揺りかごであり人を育む



 母のよう・・・



 里山自然環境整備士の女子は



 活躍する場を知っている



 将来有望な人たちです




2012年4月15日日曜日

里人たち



 里山自然環境整備士のとある若者の言葉・・・



 



 村民になって1ヶ月、自然との一体感みたいなものを感じます。



 動物も植物も自分たちと同じく命があって生きている。







 里山の生きものの6割が絶滅危惧種。



 里山の人間もその中のひとつの種族ではないかなぁ?と・・・



 



 暗いアスファルトにいたアマガエル。



 絶やしたくない命がここにもいました。











 彼のように感じる人は何人いるのでしょう・・・



 彼のように感じる人が里山自然環境整備士なのでしょう・・・



 彼のように感じる人を見つけたり捜したりするのも



 里山自然環境整備士なのでしょう。





 里山の人間が絶滅危惧種。



 そう感じたり気づいたりしたことはありますか?



 絶やしたくない命を感じたりしたことはありますか?



 人間が一番頂点だと思ったりしていませんか?



 自然界や自然界の生きものから搾取するのが



 当たり前すぎて



 命の意味を感じることも忘れてませんか・・・



 



 だけど



 彼は楽しんで里山をめぐる人となっている。



 彼を筆頭とし里山自然環境整備士である里人は



 本当に楽しく里山の景色の一部となっている。







 

 最後に彼は言う。



 これからもこの村から里山自然環境整備士としての役割を



 発信していきます!!と・・・



 素直でまっすぐな想い。



 里山に煌めく宝石だ。







 

2012年4月14日土曜日

季節と音と世界と・・・



 音が響き渡る



 季節が移ろうにつれ変化してゆく



 花が咲こうとするかすかな音ー







 散りゆく音までも



 里山には響くよう



 生きものたちの生きようとする声



 互いに呼応し合う



 すべてはリズム



 この地球の年輪となり幾重にも重なる



 はるか昔からのリズム・・・









 




2012年4月13日金曜日

神宿るマコモ



 今年もマコモを植える季節になりました。



 マコモ畑の整備です。







 去年、少し植えたマコモのMother(親株)から伸びた



 ランナーを採取します。











 マコモ畑を耕し整える。







 少しづつきれいになってゆく。















 Motherを残しながら2m間隔でランナーを植えるそうです。



 マコモは成長すると背丈が2mほどになります。



 水質も浄化するので見た目もいいし水にもいい!!



 里山での環境保全型循環農法ですね。



 生きものたちの宿り場にもなるし・・・



 秋にはマコモダケができて美味しくいただける