2012年4月11日水曜日

報告 第4期中級検定



 ご報告が遅くなりました!

 第4期里山自然環境整備士中級検定の様子です。



 今回は降雨に泣かされた検定になってしまいました

 しっかり降ったので予定が大幅に変更になりました。

 初日は安全講習後、棚田土手補修と水苗代作り研修でしたが

 座学に変更。



 松川さんと養父先生による講義でした。







 里地里山での生物多様性や里地里山の現状を把握し、

 里山自然環境整備士とは生物の生態リズムを考慮しながら

 里地里山で「農」ができる人材である、という認識を持ち

 個人個人の特性を活かして「農」と「生物多様性事業」を

 行うことのできる職業が里山自然環境整備士上級です。



 この日は講義だけで終了。



 2日目

 棚田土手補修と水苗代作り研修。







 崩れた土手







 皆で石を運んだりしながら・・・











 補修作業



 そしてもうひとつの班で、苗代作り研修

 田植え用の苗を育苗するための床作り。

 水路を作り準備















 苗代作りはひとりでは出来ない。

 仲間と共同、分かち合い、苦しみ合い、協力する。

 崩壊した土手もひとりでは補修出来ない。

 だから昔は集落があり協力し合い生きてきた。

 講義だけでなく実際に作業をして身をもって学ぶ。

 これが里山自然農法協会の資格認定方法です。 



 崩壊した土手も皆の協力の結果ここまで補修できました。







 あと少し。

 ここから先は矢田山自然塾に研修に入っている

 3人の里山自然環境整備士中級の研修生が仕上げてくれています。







 自分たちで食べるお米を仲間と協力し合い育てる技術の取得。

 これが中級の目的であり里山の生きものの生態を知り、

 「生物多様性事業」が出来る人材に育つ!



 次回の検定内容が楽しみです。




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